投稿者「福岡ビルメンテナンス協会」のアーカイブ

第7回アジアビルメンテナンス大会in台湾(台北)日本代表団大会参加のご案内

(公社)全国ビルメンテナンス協会が加盟する「アジアビルメンテナンス連盟」が隔年開催している「アジアビルメンテナンス大会」が2019年5月に台湾(台北)で開催されます。今大会で第7回を数えるアジア大会は、アジア地域の各加盟国の業界関係者との間で国際的な交流をはかるとともに、日本国内の会員の皆様方がより密接な友好関係を深めるまたとない機会でもあります。

【大会概要】
1.会期:2019年5月23日(木)~25日(土)
2.会場(宿泊地):シーザーメトロ台北(台湾凱達大飯店)
3.大会テーマ:デジタル時代におけるビルメンテナンス産業の発展
4.主催者:アジアビルメンテナンス連盟
5.参加を予定とする国と地域(アジア連盟加盟8協会):日本、台湾、韓国、上海、ベトナム、インドネシア、シンガポール、モンゴル

・案内の文書はこちら⇒

・募集案内はこちら⇒

 

ESCO・エネルギーマネジメントセミナー(福岡)のお知らせ

(一社)ESCO・エネルギーマネジメント推進協議会、日刊工業新聞社の主催により、福岡市で下記のセミナーが開催されます。

●セミナー名    2018年スマートな省エネを実現する「ESCO・エネルギーマネジメントセミナー」

●開催日時・会場
2018年12月12日(水)13:00~16:40(12:30開場)
TKPガーデンシティPREMIUM博多駅前 4FホールA
(福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目2番1号 ザイマックス博多駅前ビル)

●参加費   無料(事前登録制)

●主 催
一般社団法人ESCO・エネルギーマネジメント推進協議会、日刊工業新聞社

●セミナー概要
省エネ・地球温暖化対策への取り組みは、企業の社会的責任とともに、コスト削減の面でも避けては通れない継続的な経営テーマです。
企業において、エネルギーデータの分析~省エネ施策計画~実行~検証といったエネルギーマネジメントサイクルを実行することは、省エネ・地球温暖化対策を推進する上で大変重要であり、政府もエネルギー政策を実施していく上で普及拡大を促しています。しかしながら、「エネルギーデータの収集分析方法がわからない」「省エネ効果がわかりづらい」「資金の余裕がない」「社内に省エネ推進する人材が不足している」という省エネに関して悩みを抱えている企業も多いようです。
本セミナーでは、効果的な省エネの着眼点の紹介や、お客様とともに継続的に省エネを実現するESCO・エネルギーマネジメント事業の活用方法など、具体的な事例を交え紹介します。

●詳細・お申込みはこちらから
https://biz.nikkan.co.jp/j-forum/esco2018/

平成30年度第2回福岡PPPプラットフォームセミナーについて(福岡市主催)

本年度第2回目となります「福岡PPPプラットフォームセミナー」が下記のとおり開催されます。

【全体セミナー】《事業概要について所管課より説明する座学形式のセミナー》
・日   時  平成30年11月28日(水)11:00~11:50(10:30~受付開始)
・会   場  TKPガーデンシティ天神 S-1会議室 (福岡市中央区天神2-14-8
福岡天神センタービル8階)
・内   容 <プログラム案>
●報告1  「福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業について」
・定   員   先着100名 *1社あたり2名以内
・参加資格   福岡市内に本店を置く公共建築物の整備・運営等に関連する企業
・申込締切   11月21日(水)17時必着

【官民対話】《実施方針等策定に向けた市場調査の一環として実施する民間事業者との意見交換》
・テ  ー  マ 「福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業」
・日  時  平成30年11月29日(木) *時間帯については申込者に個別に連絡
・会  場  天神ビル11階 3号会議室
・定  員  15社(予定)*1社あたり5名以内
・参加資格  福岡市内に本店を置き福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業への参画を検討している企業
・申込締切  11月15日(木)17時必着

*セミナーの案内および申込書はこちら⇒

令和2年度第2回福岡PPPプラットフォームセミナーについて《オンライン開催》(福岡市主催)

本年度第2回目となります「福岡PPPプラットフォームセミナー」は、第1回に引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンラインツール「ZOOM」を利用したリアルタイム配信形式で下記のとおり開催されます。

【全体セミナー】
・日   時  令和2年11月16日(月)10:00~11:40
・内   容 <プログラム案>
●報告1 「福岡市小・中学校特別教室空調整備PFI事業について」
●報告2 「九州を中心とした包括的民間委託について」
●報告3 「富山市PPPプラットフォームの取り組みと官民対話について」

【官民対話】《民間事業者と事業所管課との意見交換》
・テ  ー  マ 「福岡市小・中学校特別教室空調整備PFI事業について」
・日  時  令和2年11月16日(月)13:00~(30分程度)

・開催方法  オンラインツール「ZOOM」により開催
・参加資格  福岡市内に本店を置く公共建築物の整備・運営等に関連する企業
・申込締切  11月2日(月)17時必着

*セミナーの案内および申込書はこちら⇒

都市ビル環境の日 第9回子ども絵画コンクール

 

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第24回『都市ビル環境の日』行事のお知らせ

私どもの仕事が都市との強い結び付きのあることを考え、住みよい街づくりに貢献していくことを目標として、10月4日(とし=都市)を「都市ビル環境の日」と定め、環境問題に関する各種行事を行うことにより、日頃、ビルメンテナンス業務を遂行する中で、住みよい街創りに貢献していることを、広く県民の皆様に知って頂く機会としています。

Ⅰ.クリーンアップ福岡の展開
・日時  平成30年10月4日(木) 9:30~11:00
・場所  福岡県下主要都市中心部及び会員受託物件の周辺
*福岡市内においては、大博通り沿線を実施予定
・行事  公共施設の清掃及びごみ収集 (約3,000人が参加予定)

Ⅱ.シンポジウムの開催
・日時  平成30年10月4日(木) 14:00~16:30
・会場  ホテルオークラ福岡 4階 (福岡県福岡市博多区下川端町3-2)
・テーマ 建築物環境衛生サービスの新潮流 ~いま何が求められているか!~
・内容
①第11回子ども絵画コンクール入選作品発表
②基調講演
演題 「ビルオーナーはいま何を求めているのか?!」
株式会社昌平不動産総合研究所 取締役 清宮 仁

Ⅲ.第11回子ども絵画コンクールおよび作品展の開催
〔福岡地区〕展示期間:平成30年10月3日(水)~10月8日(月)
展示場所:福岡市総合図書館1階(福岡市早良区百道浜3-7-1)
〔北九州地区〕展示期間:平成30年10月17日(水)~10月21日(日)
展示場所:北九州市水環境館 展示コーナー(北九州市小倉北区船場町1-2)
〔久留米地区〕展示期間:平成30年10月10日(火)~10月14日(日)
展示場所:久留米市一番街多目的ギャラリー(久留米市東町26-8)

*2018年(第24回)『都市ビル環境の日』パンフレットはこちら⇒

CSR担当者等実務者向けオープンセミナーのご案内【主催:福岡県】

福岡県(福岡県NPO・ボランティアセンター)の主催により、下記のとおりCSR担当者等実務者向けオープンセミナーが開催されます。企業にとって地域の抱える様々な社会問題をNPOと一緒に解決していくことは、社会貢献だけでなく新しいビジネスチャンスを広げるきっかけになります。

1.日時  令和元年9月3日(火) 13:30~16:30

2.会場  アクロス福岡 6階 606会議室
(福岡市中央区天神1丁目1-1)

3.内容  (1)第一部 基調講演  『SDGsの先の企業経営とは!』
(2)第二部 NPOから企業への協働企画提案・意見交換会

4.参加費  無料

*案内のチラシ及び申込書はこちら⇒

平成30年度九州ビル経営セミナー(主催:九州ビルヂング協会)開催のご案内

≪九州ビルヂング協会の主催による平成30年度九州ビル経営セミナーの開催≫

九州ビルヂング協会の平成30年度前期研修セミナーが日本ビルヂング経営センターとの共催で、以下のとおり開催されますのでご案内致します。

1.日時    平成30年8月24日(金) 15:00~17:00

2.会場    電気ビル共創館 3階 Aカンファレンス 〔福岡市中央区渡辺通2-1-82   電話:0120-222-084〕

3.テーマ   「民法改正によるビル賃貸借への影響」

講師:赤坂シティ法律事務所
弁護士 町田裕紀 氏

4.定員    120名(先着順)

5.参加費   無料

*案内のチラシおよび申込書はこちら⇒

ビルの省エネ指南書(75)

 空調のチューニングポイント

東洋ビル管理株式会社
省エネルギー技術研究室
室長 中村 聡

電力のチューニングポイント

稼働電力と待機電力(3

9、無線LAN親機
 家庭での使用が主であるが、稼働時と待機時の区別が難しいのが無線LAN親機である。
パソコンやスマートフォンを使って通信中であれば稼働中であり、通信中でなければ待機中となるが、稼働中と待機中の区別がつかない。そこで夜間等で全く通信することのない時間を待機中とする。
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定格消費電力が10Wの無線LAN親機の消費電力量を49時間測定すると320Whであった。320Wh÷49h≒6.53W
稼働中の電力としては小さいが、待機電力としては大きな電力である。
パソコンやスマートフォンを使っている時間帯も夜間でパソコンやスマートフォンを使っていない時間帯も消費電力量は変わらない。
動画等を見れば最大で10Wになるのだろうが、常時通信していない状態ならば、稼働電力も待機電力も殆ど差が出ないということである。
それならばパソコンやスマートフォンを使っていない時間帯は節電タップで切っておけばよい。定格消費電力の大きな無線LAN親機ならばさらに待機電力の節約となるはずだ。

10、テレビ、HDDレコーダー
 TVはビルよりも家庭での節電が主だが、主電源SWか節電タップ利用で簡単に待機電力を無くすことができる。待機電力を減らす省エネモード設定もあるので併用すればよいだろう。
取扱説明書には省エネモードで0.1Wという待機電力になっているほど省電力である。
TVは見ている時の電力消費が多いが、部屋の照明を暗くすれば、画面が暗くても見やすくなるので、照明とテレビで二重の節電効果になる。
液晶テレビを32型⇒42型⇒60型と数年毎に大画面へ買い替えたとしても、消費電力は逆に少なくなり待機電力も減っているので、僅かな待機電力を気にするぐらいならば、早めに買い替えた方がよいのかもしれない。
HDDレコーダーも待機電力はあるが、節電タップを使う訳にはいかない。テレビと同じように待機電力を減らす省エネモード設定があるので利用すれば2W以下である。
電源ON時の立ち上がりが少し悪くなるが、頻繁にON・OFFを繰り返して使う製品でもないので、問題はないだろう。

11、電気保温ポット
 電気保温ポットの保温中は待機電力なのか、稼働時と待機時の区別が難しい。本来は機器を使用していない時に電力を消費するから待機電力なのだが、電気保温ポットの場合は考え方を変えて、全くお湯を使わない時間帯であれば、その時間帯の保温は待機電力とする。
湯温が下がれば自動で通電をして、いつでも使えるようにお湯を温める。この保温のための電力はお湯を頻繁に使うのならば稼働電力になるのだが、お湯を使用することがないのに保温しているのであれば待機電力とするのだ。
接客用として必要であっても、常時満水状態にしておく必要はない。お湯の量は少なくてもよいはずだ。沸いているお湯の量が多いほど放熱も多いが、半分の水量ならば放熱も半分で済む。
カップ1~2杯のお湯ならば、水を入れて数分で沸くはずだ。普段は電気を切っておき、横に水を入れた容器を用意しておけばよいだろう。必要な時に必要な量だけ沸かすのだ。
お昼休みにお湯を使い、13:00に満水にするとどうなるだろうか。何台も電気ポットがあるビルならば昼休み直後の13:00~13:30がデマンドピークの時間帯になってしまう。
昼休みにしかお湯を使わないのであれば、その時だけ通電して、あとはコードを抜いておけば、昼休み後のデマンドピークも回避できるだろう。
一番の問題は終業時だ。お湯が残っていれば、無駄な電力を消費したことになってしまう。
終業時に空になる使い方がベストなので、お湯の使用状況を調べたうえで、終業前に使い切れる量のお湯を沸かしておけば、無駄も最小限になるだろう。家庭でも夜間にお湯は必要ないので、就寝時間までにはお湯を使い切って、コードを抜いておきたい。
電気保温ポットはお湯を使用しない時間帯の保温が非常に大きな待機電力になるのだ。

12、扇風機
 扇風機は台数も多く、コードを差したままにしていることが多い。ビルでもよく使われているが、待機電力を気にしている人はいるだろうか。
昔の扇風機はスイッチが機械式のため待機電力の心配は無いが、最近の扇風機は電子式のスイッチであり、リモコン対応の扇風機も多い。当然に待機電力があるはずだ。
リモコンの無い扇風機の待機電力を測定すると5時間で10Whだったので2Wである。
リモコンの有る扇風機は25時間で50Whだったので2Wである。リモコンの有無に関係なく2Wだったことになる。これはテレビよりも大きな待機電力である。扇風機はテレビのように主電源スイッチがないので、コードを頻繁に抜くよりも節電タップの利用が効果的である。
テレビの待機電力を気にする人は多いが、それよりも扇風機の待機電力を気にしたほうが節電になることを知っている人は少ないだろう。

13、温水便座
 温水便座もビルの場合は台数が多いので、節電効果は高いと思われる。温水温度も便座温度も水の勢いも最低限で十分である。
温水温度が最も電力を消費するので、利用者が勝手に設定を変更しないように、設備員が設定を監視する管理体制が必要だろう。

14、節電タップの消費電力
 100円ショップで買える節電タップにはパイロットランプが点灯するものがある。
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スイッチONにしてネオン管の電力を測定すると34時間で10Whであった。0.294Wである。
2,000時間/年ONであっても約0.6kWh/年。
6,760時間/年をOFFにして待機電力を節約したほうが、節電効果が期待できるだろう。
待機時にはOFFとなるので、パイロットランプは待機電力ではなく稼働電力になるが、点灯が消し忘れ防止になるので、パイロットランプの稼働時電力量を考えるよりも、節電タップとしての利用方法を考えた方が効果的である。

15、テーブルタップの消費電力
 LEDのパイロットランプが1個点灯する、雷サージ防護機能付きテーブルタップを測定すると60時間で10Whであった。0.166Wである。
ネオン管のパイロットランプよりは、電力が半分近くも少ない結果となった。
8,760時間/年通電したままでも1.46kWhの電力消費ならば、雷ガード機能としてだけで考えても効果的である。
待機電力対策として節電タップ等を購入するならば、スイッチはLEDのパイロットランプ付き又はランプのないもの、そして雷サージ防護機能付きのものを購入すればよいだろう。